野生に戻る

3月11日の前の事が遙か向こう霧の中の事のように思えます。大きく大きく変わってしまいました。何度夢であったらと願ったことか・・始めの1週間は生きた心地がしませんでした。朝起きた瞬間から不安感いっぱいでこれがいつまで続くのかと思うと持ちこたえられる自信が無くなりました。一気に老けてしまったようです。でも今、気がつくと状況は一向に良くならないのに落ち着いてしまってます。慣れてしまったのか?麻痺してしまったのか?
3月は大志が札幌で働くようになり、また晃希も札幌の専門学校へ行くので引越しもありでタダでさえ慌ただしいのに何が何だかとわからないままに過ぎていました。すでに4月の後半になります。でもニセコはまだ寒くて家の周りはまだまだ雪が残っています。なんとしてもGWにはきれいなお花をみなさんに見てもらいたいのであたたかくなってほしいですね。
これからまだ厳しい状況が続きそうですが、そんな中を強く生きて行くには野生の勘?みたいな力が必要な気がしています。安心安全な状態が長く続いていたから隠れてはいるけれどきっと誰もが奥のほうに持っているはずです。それを呼び戻すためにも自然の中に身を置くことが必要に思います。ぜひ北海道に来て野生に戻り?また自然に敬意を払うこと怖れる気持ちを持つことを思い出してください。